あまゆーずと「ご老公®」のお話
あまゆーずの寺内章華さんと濱田由美子さんが、大事そうに抱えているのが、「ご老公」人形である。「ご老公」は、第7類、第9類、第14類、第28類で、商標を有しているので、®をつけることにする。私はこの写真が大好きである。あまゆーずの最初のCD「水の記憶」の発売元のサンケイミュージックの母体である産経新聞社の方向性とあまゆーずのイメージが綺麗にマッチングするからである。特に、あまゆーずが屈託なく笑う姿がすがすがしい。笑う門には福きたるという言葉がぴったりするようである。あまゆーずと「ご老公」が仲むつまじく憩う姿こそ、日本が戦後どこかで忘れ、失った、家族の愛、命あるものとの繋がり、人間の情愛の象徴に他ならないと考えるからである。
免疫学の進歩、ナノテクノロジー、量子力学等、医療や医療機器の進歩は目覚しい。鳥インフルエンザでも、自己の抗体が機能するまで、そのウイルスに耐えることが出来れば、新型インフルエンザに仮に、運悪くかかったとしても、生き延びる可能性は年々向上している。つまり、医療や社会政策の拡充により、高齢化時代になることである。そのため、今後、限られたスペースに多くの人が共に、お互いを尊重しながら暮らすことになる。子供からお年寄りまで、仲良く、限られた場所で限られた資源をつかって、暮らすことが、今後必須になる。
時代は、必ず、整理整頓の時代に入る。箱から、出して遊んだ積み木を無秩序に入れても、片付けは出来ない。順番どおり、秩序をもって入れていかなければ、箱に積み木は収納できない。それと同じように、みんなが限られた空間で暮らすためには、それなりの秩序、マナーがいる。しかし、形だけでは、軋轢が生まれる。そこに、人間としての情愛や思いやりがなければ、箱に入れた積み木も互いに反発して、ばらばらになってしまう。いままでは、個人部屋で、一人で悠々自適で生活していた。そこに、他人が入ってきた。最低でも、散らかしたものは、片付けなければならない。共同でみんなと仲良く暮らすことが、必要になる。これからは、そういう時代になる。グローバルネットワークで、今まで見えなかった人たちの生活まで見える。そうなれば、必ず、世界は均一化になる。ワークシェアリングもでてくるかもしれない。これからは、限られた空間で、限られた資源を、多くの人たちと分かち合いながら生きていくことになる。
そういう社会や時代で、必要なものは、人間としての優しさや思いやりである。情愛である。最近、つくづく感じるのは、世の中は、不思議なもので、人を裏切れば、必ず人に裏切られ、人をだませば、人からだまされることである。昔から因果応報という言葉があったが、最近、何故だか分からないが、それは確かなことだと感じるようになった。逆に、人を助ければ、人から助けられるし、人を慈しめば、人から慈しまれるということでもある。悪行をつめば、悪行にさいなまれ、善行をつめば、善行を受けることでもある。この世の先がどうなっているのかわからない。この世よりも大きな世界があり、そこにだれかがいて、人の善悪を見ているのかもしれないと思うようになった。私は特定の宗教を信じるものではないが、ただ、この世とはちがうロジックがどこかにあり、自分の行いのすべてが、どこかで見られていると感じるようになった。ある意味、悪行をつめば、地獄に落ち、善行を積めば、極楽にいけると昔の人が信じたことも、まんざら、嘘ではないような気がしている。この世のありさまや身の回りに起きる出来事を邪念なく見ると、なにかあるなと率直に感じるようになった。
あまゆーずの二人が屈託なく笑う。「ご老公」は、お年寄りの象徴でもある。若い二人の命は、二人の両親、や4人の祖父母から受け継がれている。一人の命は、4人の祖父母の命から出来ている。さらに、その両親を含めると、8人の命で出来ている。逆算していけば、無数の人の命で出来ている。ある意味、人は、どこかで、必ずだれかと、兄弟や姉妹関係になっている。それが、命の絆である。だから、人は、多くの人の命によって、生かされていることになる。ある意味、自我の意識を捨てれば、すべてが、ひとつになれるはずである。
なぜか、あまゆーずが抱く「ご老公」の写真は、あたたかく、ほほえましく感じる。そこに、あまゆーずの二人の心の素直さが現れているからである。人を慈しめば、人から慈しまれる。そのとおり、「ご老公」を大切に思う心があるため、それが「ご老公」から引き出されているように見えるのである。つまり、二人の優しさが、「ご老公」によって、引き出されているのである。いつまでも、「ご老公」を慈しむ心を忘れなければ、「ご老公」から、つまり、自分を生み出した多くの人の命から慈しまれることになるのである。あまゆーずと「ご老公」、不即不離な関係になるような気がする。子供からお年寄りを大切にすれば、かならず、子供からお年寄りまで、あまゆーずは大切にされる。そう感じる。
カテゴリ
芸能トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: あまゆーずと「ご老公®」のお話
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.memoriaaquae.com/mt_appli/mt-tb.cgi/3

