民主党の言っている高速道路無料化は、最大の景気浮揚になるはず。
固定した概念で、物事をみると、高速道路を無料化したら、そこからの収益が減って、赤字が増えると考える。その論理でいくと、検索ソフト、グーグルやヤッフーなど、企業としてなりたたない、そもそも、民間の放送局というのも存在し得ない。しかし、実際には、無償で放送を開放しても、一般の視聴者からお金をとっているNHKと同じように民放はなりたっているし、グーグルやヤッフーに、誰もお金など払ってないけれど、企業としては優良トップ企業である。多くの人が見て利用しているから、そこに宣伝広告収入費として、収益が落ちるという考え方である。実際に、膨大な利益が得ている以上、それは正しいということである。タレントや芸人が、一般の人よりもより豊かに生活できるのも、知名度があるからである。だから、無名のタレントを有名にしようとすれば、名前を売り出さなければならない。事務所が、お金をラジオ局に支払って、出してもらうのが、まず原則である。どこで、損益分岐点がくるかといえば、そのタレントで、どのくらいの視聴率がとれるか、どれだけの集客能力があるかできまる。つまり、はじめから、だめだと決め付けたら、収益などあがらないし、発展する可能性すら消える。投資という考えがなりたたない。何もしないで、枯れていくのを待つのに等しい。ある意味、総玉砕である。
高速道路を無料化したら、まちがいなく、車がどっとふえる。一般道路との差別化が料金上ではないので、企業はいろいろなことを考える。すくなくとも、高速道路と一般道路との差別化がないのであるから、役人の既得権が分断される。高速道路無料化は、公務員改革と同時に進められるはずだから、規制は撤廃される。何よりも、高速道路が無料化になれば、一気に、エコロジーが加速されるということである。ハイブリッド40%削減でも、車が倍になれば、トータル排出量は増える。だから、より、完全なクリーンな動力の方向へ動く。完全な電気自動車であろう。そのためには、ナノテクノロジーの技術がより必要になる。日本のお家芸である。電気をまかなうために、太陽光や脱化石燃料エネルギーへとすすむ。コンパクト化と超高密度度には、ナノ化と均一化がもとめられる。分級して、分けられていたら、それはもはやエコロジーではない。高速道路の側道に、太陽光パネルが敷き詰められ、どこでも、充電できるようになるはずである。膨大な資金と投資が動くはずである。むかし、携帯電話の枠の規制を緩和したおかげで、今日の膨大な通信の市場が存在している、それは、厳然たる事実である。民主党は、その原理をしっている。だから、自信がある。小沢一郎代議士はそう確信しているはずである。
排ガス規制のときもそうだった。世界で一番きびしい規制をつくった。日本の自動車会社はそんなことはできないと反対した。しかし、それを貫いた。その結果、アメリカを抜いて、日本車がトップになった。だから、日本の自動車会社には、プライドがある。日本の生産技術の考え方の方がISOよりも上であると思っている。そのとおりである。
小泉構造改革は、ある意味正しいのである。問題は、企業が役所に甘えたのである。役所の権限(既得権)と結託して、自分たちに都合よく制度を変えたのである。そこが問題なのである。派遣労働を許し、雇用を守るどころか、自分たちを守ること、つまり、株主から、経営陣を守ってもらったのである。収益がわるければ、人をカットすればいいからである。一番安易な方法である。税金を安くしてもらえばいいのである。規制をゆるくしてもらえればいいのである。その結果、役所と企業とが癒着してしまったのである。そうなれば、だれも勉強などする必要もなく、新たな開発をする必要もない。うさぎとかめなのである。いつの間にか、日本はうさぎになり、かめを馬鹿にして、天狗になって、太平の世としてうかれていたのである。民間でできることを官でするな、が小泉元首相の口癖であった。私も講演を数回、聞かせてもらったから、その口調は耳に焼き付いている。今の官は、まさしく、護送船団で来た慣性があるため、子離れができない状態なのである。つっぱねれば、ある程度の大手は、規制がなくなれば、頭をつかって大きくなる。それをさせないから、技術が停滞し、自信が喪失し、日本が世界になめられてしまうのである。守るものは、零細企業であり、突っぱねるのは大企業なのである。跳ね返せないような国民性なら、アメリカに戦争を挑むことなどしなかったはずであり、明治維新のときも、ヨーロッパの従属国家になっていたはずである。
日本は水の国でもある。ナノテクノロジーのほかに、アメリカやヨーロッパが今でも喉から欲している技術がある。それが、脱溶剤の技術、いわゆるNONVOC技術である。日本には、ナノテクノロジーと水系の技術があるのである。ある意味、世界一の技術である。これからのエコロジーは、その応用でもある。日本はまだ、すてたものではない。高速道路無料化、是非、やってもらいたい。それが、起爆剤となって、日本経済は大きく良い方向に動くはずである。子孫に、日本人のプライドを見せてもらいたいと思う。
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